蓄熱・放熱機能付環境対応型塗壁材の開発
戦略的基盤技術高度化支援事業「蓄熱・放熱機能付環境対応型塗壁材の開発」に取り組んでいます
e.homeはシラス壁のメーカー(株)高千穂と鹿児島県工業技術センターと共同で、内装の塗り壁材自体に気温が下がると放熱する、温度調節機能がある新塗り壁材にて、住宅のエネルギーコストを減らし省エネルギー化につながる素材の開発を進めています。
発想のきっかけとなったのは、2011年3月に発生した東日本大震災。建物の被害は免れてもライフラインがストップし冷暖房が使用できない状況に陥ってしまいました。
ライフラインが止まっても、快適な生活環境を維持できるようにするには?それを解決するために、建材そのものに温度調節機能を付加する新塗壁材の開発につながったのです。
部屋の温度が上昇すると蓄熱し、温度が下がると放熱する機能を持った新しい塗壁材の開発することで、災害に強く、さらに住宅のエネルギーコストを削減し、地球環境の保全につながる素材として開発を進めています。