”消費税”は誰のもの?
ご無沙汰しております、福島営業所の菅野です。
前回に続き、「騙されないぞ!」の第二弾です。
皆さん、国会やマスコミは、連日連夜、裏金の問題を取り上げるばかりで、ウンザリですよね。
他にも大事なことがあるだろうにと、、。
裏金の使い道の追及は確かに大事ですが、皆さんは薄々感じていると思いますが、
正直に「選挙買収」に使いました、と口が裂けても言えるわけがないでしょうに。
何でまた正直に話すわけがない「政倫審」を開いてまでやるのか?
全く理解できませんし、単なる野党の政治パフォーマンスにしか見えないですよね。
要はパーティー券収入を、正直に政治資金収支報告書に記載していなかったのですから、
我々と国民と同様に、所得税の修正申告をし、税金を納めてもらえれば、済む話ですよね。
裏金の問題は、現在の小選挙区制度のあり方含めて、別なところでじっくりとやってもらえればいい話だと思うのですが、
私だけでしょうか?
失礼いたしました、本題に入ります。
皆さん、消費税率がアップすればするほど、大手輸出企業が儲かる、”輸出戻し税”を知っていましたか?
この輸出戻し税、輸出企業は、海外で消費税をプラスして販売していないから、国内での仕入れ分の消費税は戻します、
というもので相当な金額が還付されているんです。
戻し税 -どこか腑に落ちない輸出企業への消費税の還付 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
不思議に思いませんか?
そもそも、医療・社会福祉のための社会保障制度の目的税と位置付けて消費税を導入
(財務省は当初預かり金と説明していましたが、現在は「第二法人税」と国会で答弁しています)、
次世代への負担を少しでも抑えていくため、国民すべてが負担していこうと、大々的に謳っていましたよね。
それなのに、輸出企業は海外で売上に課税していないから、国内で仕入れた原材料やサービス等に課税された消費税は、還付しますよと。
ちょっと待ってください!それだったらなにも、輸出企業には初めから仕入れに対する課税をしなければ済む話しじゃないですか?
しかも、今円安で輸出好調な企業にとっては、輸出が増えれば増える程、消費税が還付される、
これどう考えても理解ができません。私だけでしょうか?
現経団連の十倉会長は、消費税アップに賛成している発言をしています。
出来過ぎですよね、十倉会長はバリバリ大手輸出企業、住友化学株式会社代表取締役会長ですよ。
参りました、降参です。
輸出大企業に消費税1.2兆円超還付 税率10%で1810億円増大|全国商工新聞 (zenshoren.or.jp)
また、過去どういうわけか消費税アップとセットにして、法人税率の引き下げが行われた経緯があります、上手く出来てますね。
またお会いしましょう。