◆今日は節分◆
皆さん、豆まきはしますか?白河営業所のナカヤマです。
昔は、季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられており、
様々な邪気祓い行事が行われてきました。
おなじみの豆まきも、新年を迎えるための邪気祓い行事とのことです。
子供の頃を思い出してみます・・・
焼いたイワシの頭を柊に刺して家の玄関に取り付けて・・・炒った豆は神棚にお供えして・・・
父が大きな声で「大神宮さまに豆あげま~す。鬼は外、福は内」と唱えながら豆をまいていきました。
私と弟は笑いをこらえるのに必死でした。
我が家では、お茶の中に豆を入れて「福茶」として頂いていました。
今年は暖冬ですが、本来は一番寒い時期の行事で、しかも開口部全開ですから、
とても寒かった思い出でもあります。
開口部つながりで少しだけ・・・日本の気候風土は、夏・高温多湿、冬・低温乾燥です。
徒然草に「家のつくりやうは夏をむねとすべし。冬はいかなるところにも住まる」
という一節があります。
過ごしやすくするため、床を高く開口部を広くして風を入れ、
湿気から家を守るように、夏向きに建築したと言えますが、冬は寒・・ですよね。
しかし、現代は高気密・高断熱の建物で設備も発達、
季節を問わず快適に暮らすことができるようになりました。
そうは言っても、建物で一番弱いところは開口部。
夏の日差しは暑いし、冬のガラス面は冷気を感じ、ときには結露もします。
洗濯物や鍋料理、湿気が発生するときは冬だからなんて言ってられない。
換気は大事。まめに行いましょう。節分だけに・・・
次回は白河営業所のモリがお届けします。